最近、東京などの都会において静かに人気が出てきた植木としてスキミアがあります。 もともとミカン科の日本原産の常緑低木で、ミヤマシキミの名前で流通していました。 よくシキミの仲間と間違われますが、別物です。 欧米で人気が高く、新しい品種がオランダなどで作られ日本に逆輸入されています。 豊田市駅前の再開発ビルの花壇にも植栽されています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ スキミアの特性 秋にマッチ棒の先のようなツブツブの蕾を房状につけ、 秋から冬にかけて楽しませてくれます。 その後、春先に蕾がふくらみ白い花を咲かせます。 スキミアの蕾の色は赤や緑がありますが、冬になるとさわやかな 緑色から濃いピンク色に変わる品種(マジックマルロー)もあります。 庭植えやプランター植栽で楽しみます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ スキミアの育て方 耐寒性があり屋外で冬越しができます。 夏の暑さや乾燥、強い直射日光には弱く風通しの良いやや日陰を好みます。 逆に日陰で暗すぎると花付きが悪くなることがあるので注意します。 成長は遅く、庭植えにしてもほとんど放任状態で大丈夫です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ スキミアの主な品種 【スキミア・ルベラ】 蕾が赤くなるスキミアの代表的な品種です。オランダで一番つくられている品種です。 【スキミア・フィンチー】 蕾がさわやかなグリーンで、蕾のつき方や散り方がルベラとよく似ています。 【スキミア・ホワイトグローブ】 [...]