ツバキをもっと庭に植えてみましょう

 

木へんに春と書く『椿』は昔から春を迎える喜びを感じさせてくれる木と言われてきました。モミジやヤマボウシなどの落葉樹が葉を落として、庭の景色が寂しくなった初冬から翌年の春にかけて庭に彩りを与えてくれます。ツバキはもともと日本にて大変たくさんの品種が改良されてきたのにもかかわらず、現在の庭づくりにおいては使われ方が少ないように思われます。

 

 

 

 

 

 

 


ツバキにはヤブツバキ系、ユキツバキ系、ワビスケ系、洋種ツバキの大きく4つの仲間があり園芸品種の数は5,000を超えるとも言われております。

私どもの『花遊庭』においても現在50品種を超すツバキが植えられております。その中で一番先に咲くのが淡桃地の外弁が紅のぼかしがはいった一重の花を咲かせる「西王母」で、東屋の手前に植えられており、11月には咲きだします。又春先にはアメリカなどの海外で品種改良されたマイロロイエル、タイニープリンセスなどの洋種ツバキの品種が直径10cmを超す見事な花を咲かせます。ツバキはその花の持つ雰囲気を選んで使えば和風の庭からイングリッシュガーデンまで幅広く使うことができ、今後の庭づくりでもっともっと植えたい植木のひとつです。

 

ツバキの植付けの方法

ツバキは日当たりの良いところから半日陰のような場所でも大丈夫ですが、水はけの良い土質を好みます。植付けの時期は3月~6月、9月~11月頃を基本として、寒い冬は避けた方が良いと思います。

 

ツバキの花を咲かせるための手入れ

ツバキは萌芽力に優れ、強い剪定や刈り込みにも耐えることができますが、その時期を間違えると花付きが悪くなります。ツバキは、6月~7月に花芽が分化しますので基本的にはその前に剪定すると安心です。秋に剪定する場合はすでに花芽が出来ているので、それをうまく残すようにして行います。ツバキは放任しておくと樹形があばれて大きくなってしまいますので4~5年に一度は春から夏にかけて切りつめて小さくし新しい枝を出させて、ひとまわり小さい自然な樹形を楽しみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ツバキも人間も・・・苦手な「チャドクガ」

5~6月、8月~9月にチャドクガの幼虫が発生して葉を食い荒らします。また、幼虫の毛が人に付くと非常に強いカユミとイタミを与えますので、スミチオン等の殺虫剤で防除します。発生した当初はかたまって葉を食害するので枝を切り取って捕殺して防ぎます。

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