植物情報 NO.19 モチノキの仲間

 

 

 

 

 

 

 

 



庭木の中で常緑中高木としてよく使う植木にモチノキがあり、

品種としてはモチノキ、クロガネモチノキ、ソヨゴ、ナナミノキ、シイモチがあります。

もともと日本原産の植木で昔から庭によく植えられていました。

雌雄異株で雌木には秋に赤い実をつけます。


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モチノキの品種

【モチノキ】とクロガネモチノキ

どちらもよく似た植木ですが、クロガネモチは葉柄が紫黒色をしているので

見分けがつきます。成長は共に比較的遅いです。

成長するととても太い大木にもなり、庭の主木として使われてきました。

クロガネモチは雌木を接ぎ木したものが一般的に生産されているので

秋に赤い実がつきます。

↓ クロガネモチ

 

 

 

 

 

 



ソヨゴ

 

 

 

 

 

 

 

 

名前の由来が風を受けて葉がそよぐことからつけられたとも言われます。

成長はとても遅く優しい樹形をしているので好まれ、

特に山採りの株立もよく使われます。

ただし、山採りの株立ちは根鉢がとても大きい場合があるので注意します。

畑で生産しているものは雌木で実がつきます。

 

ナナミノキ

 

 

 

 

 

 


成長も比較的遅く、自然樹形の植木として使われ、

株立ちの樹形も生産されています。

畑で生産されているものは雌木で実がつきます。

 

シイモチ

 

 

 

 

 

 


成長も遅く葉も小さくてあまり大きくならない植木です。

これからもっと使ってもいい植木かもしれません。

 

クロガネモチ、ソヨゴ、ナナミノキ、シイモチは花遊庭の玄関周りに植栽されています。

 

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モチノキの手入れ

害虫ではカイガラムシがつき、すす病を引き起こすこともあるので、

初夏から秋口にかけて殺虫剤で防除します。

↓ カイガラムシ

 

 

 




↓ すす病

 

 

 



モチノキは萌芽力が強く、強剪定をしても大丈夫な植木ですが、

秋から冬は木を弱らすので強剪定は行いません。

自然樹形を楽しむための剪定は6月から7月、あるいは9月に

剪定を行います。

透かし剪定を基本にして風が抜けるような優しい樹形を目指します。

木によっては刈込をし、仕立物の庭木として仕上げることもあります。

 

 

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