植物情報 NO.18 モミジとカエデ 

モミジとカエデの違い

 

 

 




モミジとカエデの違いをしっかりと説明することができる人は少ないようです。

モミジもカエデも同じカエデ科の落葉樹で

一般的にはその中のイロハモミジ、オオモミジ、ヤマモミジなどの

葉の切れ込みの深いものをモミジと呼んでいます。

そのほかはすべてカエデと呼んでいるようです。

 

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カエデの仲間の主な品種


【イロハモミジとヤマモミジ】

紅葉が美しく庭によく使われるモミジです。

イロハモミジのほうが葉が小さく、切れ込みも深いようです。

●イロハモミジ

 

 

 

 



江戸時代からイロハモミジやヤマモミジの園芸品種として

ノムラモミジアオシダレモミジなどたくさんの品種が作られています。

●ノムラモミジ

 

 

 

 




●アオシダレモミジ

 

 

 

 

 

ハウチワカエデコハウチワカエデ(イタヤカエデ)

●ハウチワカエデ

 

 

 




●コハウチワカエデ



 

 

 

 

雑木風の庭によく使われるカエデで、オレンジ色の紅葉になります。

 

ネグンドカエデの仲間

ピンク色の新葉が美しいネグンドカエデ・フラミンゴ

葉が黄色のオーレアの品種があります。

●ネグンドカエデ・フラミンゴ

 

 

 

 



●ネグンドカエデ・オーレア

 

 

 




成長は早く、幹にカミキリムシがつきやすいので注意します。

 

メグスリノキ

 

 

 

 

 

オレンジ色の紅葉が特に美しい木ですが、

幹にカミキリムシがつきやすいので注意します。

花遊庭にはカジカエデギンヨウカエデ・ピラミデールも植栽されています。

●カジカエデ

 

 

 



●ギンヨウカエデ

 

 

 

 

 

 

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カエデやモミジが紅葉するメカニズム


気温が下がり日照時間が短くなると、葉への栄養供給が止まり、

その結果クロロフィル(葉緑素)が分解され、他の色素によって色づいていきます。

モミジは赤の色素のアントシアニンによって赤く紅葉し、

イチョウはカロテノイドによって黄色に黄葉していきます。

きれいな紅葉(黄葉)の条件として

①日当たりが良いこと、

②日中の天気が良いこと

③昼と夜の寒暖差が大きいこと、

④適度な水分があることです。

 

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カエデやモミジのカミキリムシ対策

カエデやモミジの一番の害虫はカミキリムシです。

 

 

 

 

 

成虫は枝の皮を食べ枝を枯らし、幼虫は幹の中に

入って木そのものを枯らしてしまうこともあります。

成虫は捕獲したり忌避剤によって防ぎます。

幼虫は幹の地際におがくずがあったら穴を探し、

スミチオンなどの殺虫剤を注入します。

 

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カエデやモミジの剪定

■夏季剪定

枝や幹から芽が出て枝が込んでくるので、

6月から7月にかけて透かし剪定を行い風通しを良くします。

■冬季剪定

春先の水あげが2月には始まり、他の落葉樹と比べると早いため

剪定は葉が落葉した後から1月までに行います。

しなやかな枝が上で広がるように伸びるので

自然で優しい樹形にするために幹から枝に至るまで

「流れ」を止めないようにします。

特に枝先をブツブツと切り詰めることは避けます。

 

 

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