Monthly Archives: 1月 2018

植物情報  NO.22 ツバキとサザンカ

2018年1月15日

          椿(ツバキ)山茶花(サザンカ)は日本の庭において 昔からよく植えられてきた植木です。 残念ながら最近は以前ほど使われていませんが、 魅力的な品種がたくさんあり、これからもっと使ってみたい花木です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ツバキとサザンカの違い どちらもツバキ科の植木でよく似ていますが、主な違いは以下の通りです。   ●花の咲く時期 サザンカは10月から1月頃、ツバキは12月から4月頃に花を咲かせます。 品種によっては違うものもあります。   ●花の散り方 サザンカは花ビラがばらばらに散り、             ツバキは首ごとまとまって落ちます。 ツバキの花は落ちた後に茶色になり庭の美観を損ねるので、 早めの掃除を心がけます。             ●葉の違い   [ツバキの葉]                 [サザンカの葉]           ツバキの葉には艶つや感があります。 サザンカのほうがツバキより小さく、葉に鋸歯(細かいギザギザ)があります。 ただし、品種によっては当てはまらないものもあり、ツバキとサザンカの分類は 難しいようです。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ツバキとサザンカの品種 日本で作られているツバキとサザンカの品種は2,000種を超すと言われています。 日本原産のヤブツバキやユキツバキを品種改良したものが多いようです。 また、海外においてツバキはバラ、シャクナゲとともに三大花木と言われており、 5,000種を超す品種があり、とても人気が高い植木です。 欧米などの海外では、ヤブツバキを品種改良した八重や 牡丹咲きの大輪の花が人気あるようです。 [...]

植物情報 NO.21 ヒメイチゴノキ

2018年1月11日

              ヒメイチゴノキはイチゴノキの矮性種で、白花と薄い赤の紅花ヒメイチゴノキがあります。 永緑園さんなどの生産者の方で栽培されているのはほとんどヒメイチゴで、 基本種のイチゴノキの定義は曖昧なようです。 ツツジ科の常緑中低木で、ヒメイチゴノキはあまり大きくはなりません。   秋にイチゴのような赤い実をつけるので、別名をストロベリーツリーとも呼ばれています。 実は食べることはできますが、あまり美味ではなく主にジャムなどに使われます。       11~12月にかけてドウダンツツジによく似た白のかわいらしい花を咲かせ、 この花が一年かけて翌年の11月から12月にイチゴのような赤い実をつけます。 同時期に花と実が観賞できる珍しい植木です。           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ヒメイチゴの特性と剪定 成長もあまり早くなく丈夫で育てやすい植木です。 病害虫の被害もあまりなく日当たりの良い場所を好みますが、 多少の半日陰でも大丈夫です。   込み合ってきた枝を抜く程度であまり剪定しなくても良い植木です。 花は枝先につくため、秋以降に剪定すると花付きが悪くなります。 花が咲いた後一年間かけて実をつけるので、強い剪定をすると実がつかなくなります。 花や実を楽しみたい場合は、込み合った枝を透かすような剪定にとどめます。 細根性なので、ある程度の成木になると移植が難しくなります。