Monthly Archives: 11月 2017

植物情報 NO.19 モチノキの仲間

2017年11月24日

                庭木の中で常緑中高木としてよく使う植木にモチノキがあり、 品種としてはモチノキ、クロガネモチノキ、ソヨゴ、ナナミノキ、シイモチがあります。 もともと日本原産の植木で昔から庭によく植えられていました。 雌雄異株で雌木には秋に赤い実をつけます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ モチノキの品種 【モチノキ】と【クロガネモチノキ】 どちらもよく似た植木ですが、クロガネモチは葉柄が紫黒色をしているので 見分けがつきます。成長は共に比較的遅いです。 成長するととても太い大木にもなり、庭の主木として使われてきました。 クロガネモチは雌木を接ぎ木したものが一般的に生産されているので 秋に赤い実がつきます。 ↓ クロガネモチ             【ソヨゴ】                 名前の由来が風を受けて葉がそよぐことからつけられたとも言われます。 成長はとても遅く優しい樹形をしているので好まれ、 特に山採りの株立もよく使われます。 ただし、山採りの株立ちは根鉢がとても大きい場合があるので注意します。 畑で生産しているものは雌木で実がつきます。   【ナナミノキ】             成長も比較的遅く、自然樹形の植木として使われ、 株立ちの樹形も生産されています。 畑で生産されているものは雌木で実がつきます。   【シイモチ】   [...]

植物情報 NO.18 モミジとカエデ 

2017年11月23日

モミジとカエデの違い       モミジとカエデの違いをしっかりと説明することができる人は少ないようです。 モミジもカエデも同じカエデ科の落葉樹で 一般的にはその中のイロハモミジ、オオモミジ、ヤマモミジなどの 葉の切れ込みの深いものをモミジと呼んでいます。 そのほかはすべてカエデと呼んでいるようです。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ カエデの仲間の主な品種 【イロハモミジとヤマモミジ】 紅葉が美しく庭によく使われるモミジです。 イロハモミジのほうが葉が小さく、切れ込みも深いようです。 ●イロハモミジ         江戸時代からイロハモミジやヤマモミジの園芸品種として ノムラモミジやアオシダレモミジなどたくさんの品種が作られています。 ●ノムラモミジ         ●アオシダレモミジ           【ハウチワカエデ】と【コハウチワカエデ(イタヤカエデ)】 ●ハウチワカエデ       ●コハウチワカエデ         雑木風の庭によく使われるカエデで、オレンジ色の紅葉になります。   【ネグンドカエデ】の仲間 ピンク色の新葉が美しいネグンドカエデ・フラミンゴや 葉が黄色のオーレアの品種があります。 ●ネグンドカエデ・フラミンゴ         ●ネグンドカエデ・オーレア   [...]

植物情報 NO.17 オリーブの仲間

2017年11月20日

オリーブの特色                   オリーブは中近東、地中海沿岸、北アフリカが原産の常緑の中高木で ヨーロッパでは樹齢500年から1,000年の大木もあり、高さも10mにもなります。 日本にも樹齢300年以上、根元の直径が2mもの大木も輸入されています。 幹の成長はさほど早くはないですが、新梢は一年に1m以上は伸び、 枝も非常に込み合ってきます。 オリーブは一本だけでは実がつきにくいのですが、雄雌があるのではなく 自家受粉しにくいため、違う品種の木を2本以上近くに植えると実がつきやすくなります。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ オリーブの育て方と剪定   オリーブは日当たりが大好きで、湿気を嫌うので水はけの良い土壌に植えます。 放任しておくと、非常に枝が込み合って樹形が暴れた状態になり、 枝も横に良く伸びるので、狭い庭や玄関先には不向きです。 毎年2月から3月頃に不要枝剪定や切戻し剪定をして、幹に日が当たり風通しが 良い状態にします。 自然形の樹形を作るために、全体の枝のバランスを考えて剪定をします。 また、オリーブは萌芽力が強いので、大きさをコントロールするためにも 5年に一度くらいは強剪定をして枝を切り詰めます。 オリーブは5月頃、前年に伸びた枝に花を咲かせ秋に実をつけるため、 そのためにすべての枝を剪定して切り詰めてしまうと実は付きません。 害虫として、幹にアナアキゾウムシの幼虫が入って木を枯らしてしまうことがあります。 【アナアキゾウムシ】 幹の根元におがくずを発見したら、幼虫が入った穴を探し、 スミチオンなどの殺虫剤を注入して防除します。 根元のおがくずを見つけやすくするためには、根元に草花や低木を密植しないことです。 【スチオミン】             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ オリーブの品種   現在オリーブはミッション、ネバディロブランコ、ルッカ、マンザニロなど たくさんの品種が作られています。 【オリーブ・ミッション】             [...]

植物情報 NO.16 セイヨウイワナンテンの仲間

2017年11月2日

  セイヨウイワナンテンの特色 北アメリカ原産のツツジ科の常緑低木で別名はアメリカイワナンテンとも呼ばれ、 最近は葉に特色のある新しい品種が出回っており、ルコテーの名前が付けられて いることがあります。 半日陰から日当たりの良いところを好み、とても丈夫で育てやすい植木です。 乾燥する土壌よりもやや湿り気があるほうがよく、病害虫に対しても強いようです。 ポット苗の状態ではコンパクトな姿をしていますが、庭に植栽をすると高さが 1m近くの大きな株になることもあるので注意します。 枝が優しく横に広がり、自然風は雰囲気を出す植栽に向いています。 4~5月にドウダンツツジの花のような白の小さな花を咲かせます。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ セイヨウイワナンテンの手入れ 放任状態であまり剪定をしなくても大丈夫ですが、 枝が伸びすぎてきたら切戻しの剪定を行います。春の新芽が出る前が良いです。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ セイヨウイワナンテンの品種 セイヨウイワナンテンには最近多くの新しい品種も出ています。 それぞれの特徴を理解して植栽します。   【セイヨウイワナンテン・レインボー】           セイヨウイワナンテンの代表的な品種で葉に白や少しピンクがかった斑が入り ピンク色の美しい新芽が出ます。 セイヨウイワナンテンの仲間のなかでは一番大きな株になるので植栽場所に注意します。   【セイヨウイワナンテン・アキシラリス】               濃い緑から赤みを帯びた葉が特徴的で、新芽も赤くなりシックな 雰囲気の庭に向いています。株の大きさはレインボーよりもコンパクトです。   【セイヨウイワナンテン・バーニングラブ】               細葉で新葉が赤く色づき、比較的コンパクトな樹形になります。 秋から冬にかけての濃赤紫色に変化する葉色がきれいです。   【セイヨウイワナンテン・トリカラー】 [...]