Monthly Archives: 10月 2017

植物情報  NO.15 「キンモクセイの仲間」

2017年10月23日

  キンモクセイの特色                   キンモクセイは中国原産の常緑中高木で、10月にオレンジ色の非常に甘い香りの花を 咲かせ、その甘い香りによって本格的な秋の訪れを感じさせてくれます。 日当たりを好み丈夫で育てやすく、枝葉が密生して刈込みに向いており、 玉物や垣根として利用されます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ キンモクセイの剪定 キンモクセイは萌芽力があり、刈込みに耐えます。枝葉の成長はそれほど速くないです。 花はその年に出た枝に咲くので、花が終わった秋から翌年の春までに剪定を行います。 強剪定にも耐えますが、冬の寒さには弱いので冬には強い剪定はしません。 刈込みを続けると中の枝が込んでくるので、時には込みすぎた枝を透かす剪定を行います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ キンモクセイとギンモクセイの違い 【キンモクセイ】                   【ギンモクセイ】                   品種としてはギンモクセイが先で、キンモクセイはその変種とされています。 育て方はほぼ同じです。 花の色はキンモクセイがオレンジ色、ギンモクセイが白あるいはアイボリー色です。 花数はキンモクセイのほうが多く、ギンモクセイが少ないようです。 花の時期はギンモクセイのほうが少し遅く、香りはキンモクセイのほうが強いようです。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 春咲きのキンモクセイ “オスマンサス・デラバイ” 【キンモクセイ オスマンサス・デラバイ】       [...]

植物情報  NO.14 「リュウノヒゲの仲間」

2017年10月23日

  リュウノヒゲの特性と育て方             庭の下草やグランドカバーとしてよく使われる植物に“リュウノヒゲ”があります。 リュウノヒゲは別名を“ジャノヒゲ”とも言われ、細い緑の常緑の葉の宿根草で、 7月から8月に目立たない小花を咲かせ、冬に光沢のある美しい青色の実をつけます。           日当たりから日陰まで大丈夫で、育てやすい丈夫な宿根草です。 ほとんど放任状態で良いのですが、株が古くなって葉が込みすぎてきたら 株分けをして植え直しをします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ リュウノヒゲの品種 【タマリュウ】               “タマリュウ”を“リュウノヒゲ”と呼ぶことがありますが別ものです。 タマリュウはリュウノヒゲの矮性種で葉は5㎝くらいしか伸びません。 和風の庭のグランドカバーとしてよく使われます。 ほとんど放任で手入れは必要ありませんが、葉が込みすぎると 葉色が悪くなり元気がなくなります。 生育状況にもよりますが、5年から10年に一度は込みすぎた株を分けて 植え直しをすると、元気できれいな緑のグランドカバーに戻ります。 芝生のように刈りこむことはしません。 【コクリュウ】                 オオバジャノヒゲの園芸品種で、リュウノヒゲよりも葉が太く黒色の葉をしています。 最近はその黒色のシックな葉がガーデニングにもよく使われ、 ホワイトガーデンのアクセントにも向いています。 【ハクリュウ】           [...]

植物情報  NO.13 最近人気の 「メラレウカ、カリステモン」

2017年10月16日

  最近、東京などの都会において人気の植木が オーストラリア原産の常緑中高木“メラレウカ”です。 “メラレウカ”を“ティーツリー”と呼ぶ人もいますが、 ティーツリーはメラレウカと近縁種のレプトスペルマムのなかの品種です。 オーストラリアにて葉を薬用として使っていたのは メラレウカの“メディカルティーツリー”と             レプトスペルマムの“レモンティーツリー”です。             花遊庭の駐車場の西側にはメラレウカ、レプトスペルマム、カリステモンの 様々な品種が植えられており、その特性を確認中です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ メラレウカの特性 日当たりの良い場所で水持ちの良い土壌を好みます。特に夏の乾燥に注意します。 最近よく出回っている黄金葉の“レボリューションゴールド”は冬の寒さに弱いので、 できるだけ寒風の当たらない温かい場所に植えます。             初夏に白、ピンク、赤などの花を咲かせる品種があります。 葉色も緑から明るいライムグリーンや赤みを帯びたものまであり、優しい樹形が人気です。 品種によって耐寒性や成長の速さなどの特性が違いますので、注意して品種を選びます。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ メラレウカの剪定 品種の違いはありますが、成長は早く枝はよく伸びます。 萌芽力はありますので、花が終わった後に剪定を行って樹形を維持します。 ただし、寒い冬季は避けたほうが良いでしょう。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ メラレウカの品種 ●レボリューションゴールド           黄金色の葉が人気です。 花遊庭、楽庭ガーデンに植えています。   ●スノーインサマー [...]

植物情報 NO.12 「ローズマリー」

2017年10月13日

  ローズマリーの特色                 ローズマリーはハーブの代表的なシソ科の植木で、地中海沿岸が原生の常緑の低木です。 細い葉からすっきりとした独特の強い香りを出し、花は白、淡い青、ピンク、濃い青などの 小花を咲かせます。             開花時期は品種によって異なりますが、夏以外の秋から初夏まで咲きます。 殺菌作用と酸化防止作用があり、においの強い肉や魚料理の臭み消し として使われます。 他にもハーブティー、料理、美容、アロマ、ポプリなど様々な形で利用されています。           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ローズマリーの育て方 日あたりが良く乾燥した土壌を好みますが、 逆に湿気やムレに弱いので水はけや風通しを良くすることが大切です。 基本的には非常に丈夫な植木ですが放任すると暴れた樹形になり、 枝も良く伸びるので一年に複数回は切戻しなどの剪定を行います。 花を楽しむためには花が咲き終わった後に行います。                   若い枝からは新しい芽が出ますが、古くなって木質化した固い枝からは 芽が出にくいため、強剪定しすぎると枯れることがあります。 古くなった枝は花が咲きにくく、花を楽しむのには常に若い枝を出させることが大切です。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ローズマリーの品種   ローズマリーには上に枝がまっすぐに伸びる「立性」、       [...]

植物情報 NO.11 「カラーリーフのヒューケラ」

2017年10月13日

    ヒューケラの特色                   ユキノシタ科の常緑の宿根草です。日本では“ツボサンゴ”とも呼ばれ、 銅色、紫、グレー、オレンジ、ライム色、グリーンなど非常に豊富な色のある カラーリーフの宿根草です。 5月から6月頃に白、ピンク、赤などの小さなサンゴのような花を咲かせます。 コンテナガーデン・ハンギングバスケットから庭まで幅広く使われ、最近では 壁面緑化にも使われています。 ヒューケラだけでもその葉の色の多さでデザインができます。                   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ヒューケラの育て方 鉢植えでは草姿は比較的コンパクトですが、庭に植えこむと予想以上に大きな株になり 葉張り・草丈ともに50センチ以上にもなりるので、植栽スペースに余裕をもって植えます。 日当たりの良いところから半日陰まで植えることができますが、真夏の強い直射日光には やや弱く比較的丈夫で育てやすい宿根草で、イングリッシュガーデンから自然風の雑木の庭まで 幅広く使われています。 植栽土は腐葉土やバーク堆肥を混ぜて排水と水持ちの良い土に改良し、 古くなった葉を切り取るくらいで管理はほとんど放任状態でいいようです。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ティアレアの育て方                   ヒューケラによく似た品種にティアレアがありますが ヒューケラよりも少しコンパクトな姿で、葉には深い切込みが入ります。 また、葉色も緑が中心で優しい色が多く4月から6月に白や淡いピンクの優しい花を咲かせます。 主にシェードガーデンによく使われています。 ヒューケラに比べて強い日差しと乾燥には弱いので、水持ちの良い土の半日陰に植栽します。   [...]

植物情報  NO.10 「夏の花木として注目されているセイヨウニンンボク」

2017年10月13日

    セイヨウニンジンボクの特徴                     夏に涼しげな淡い青紫の花を咲かせる落葉中木です。 本によっては低木とされていますが、樹高は3m以上になるので個人邸では中木として植えます。 夏の暑さや冬の寒さに強く、病害虫の心配もない丈夫で育てやすい植木で 花は6月から8月にかけて薄い青紫の小花を穂状に咲かせます。 最近は白花やピンクの品種もあり、非常に涼しげな雰囲気の花です。                         8月のNHKテレビの「趣味の園芸」でも紹介されましたが、 これからもっと使いたい夏の花木です。 特に花の後の実はヨーロッパでは「チェストベリー」と呼ばれ、 古くからコショウの代わりに使われていました。 またよく熟した実は乾燥させて煮出してハーブティーとして楽しめます。             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ セイヨウニンジンボク・プルプレア                   別名をミツバハマゴウと呼び、葉の裏が紫がかった色になるのが魅力です。 比較的矮性で、基本種のニンジンボクほど大きくなりません。 冬の耐寒性が弱く庭に植栽する場合は、できるだけ北風の当たらない温かい場所に [...]

植物情報  NO.9              「夏の花木として使いたいムクゲ」

2017年10月3日

ムクゲの特徴               夏から秋にかけて長い期間花を咲かせ続けます。 白、紫、ピンクやその複色など花色は豊富で花の形状も一重と八重があります。 特に白や紫は涼しげで夏の花木に向いています。 成長も早く、放任しておくと樹高は思いのほか高くなります。 隣の韓国では国花になっています。   【オイセアブルー】               “ブルーバード”とも呼ばれていて青紫で中心が赤で、基本種よりもコンパクトです。 ナチュラルガーデンに植栽しています。   【紫玉】                 紫色の八重咲きの花で、花弁はフリルのようになります。 「コテージガーデン」に植栽しています。   【宗旦】                     白の一重で中心が赤になります。 「ナチュラルガーデン」に植栽しています。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ムクゲの剪定 ムクゲは非常に丈夫な花木なので、強く剪定しても大丈夫です。 花はその年に出た枝に花を咲かせるため、秋から春先の間であれば [...]

植物情報 NO.8             「夏の花木として使いたいサルスベリ」

2017年10月2日

  サルスベリの特徴   サルスベリは昔から日本の庭によく使われてきた花木です。 つるつるの湾曲する幹が特徴で、サルも滑るということでこの名前が付いたと言われます。                                     また、夏に長く花が咲き続けるため別名を「百日紅」とも言われています。 ただし、在来種の欠点はウドンコ病やカイガラムシがつきやすいということでした。 最近は従来の品種以外にアメリカなど海外で品種改良されたものが多く出回っています。 耐病性が強く幹がまっすぐに伸びる品種の仲間と、背丈が高くならない矮性種の仲間があります。 神奈川県の農業技術センターには50品種のサルスベリが栽培されています。 花遊庭には在来種の白花がゲストハウスの玄関に植栽されています。 他には・・・ カントリーレッド(赤)         タスカローラ(紅)             マスコギー(ピンク)             ナチェ(白)           [...]

植物情報 NO.7 「アジサイの仲間」

2017年10月2日

  現在流通しているアジサイは次のような仲間があります。   【ヤマアジサイ】                 もともと日本に原生していた品種で、葉や花が小型で清楚な雰囲気のアジサイです。 和風の庭の雰囲気にもよく合います。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【アジサイ(ガクアジサイ)】                                 一般的によく見るアジサイの仲間です。“ハイドランジャ(西洋アジサイ)”もこの仲間で 現在、園芸店で一番多くの品種が出回っています。 花色も豊富で青、紫、ピンク、赤、白やそれらの複色などがあります。 花の形態も様々な品種があり、葉も白のフイリやライムグリーンのカラーリーフとして 楽しめる品種もあります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【カシワバアジサイ】 葉がカシワの葉によく似ており、花は大型のピラミッド状に咲きます。 一重咲きの“スノークイーン”、八重咲きの“スノーフレーク”、ボリューム感のある“ハーモニー”。 最近は白色の花が赤色に変化していく品種も出てきました。 ただし、最初は花色が白でだんだん赤みを帯びてくるので注意しておきましょう。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【アメリカアジサイ・アナベル】                 [...]